こんにちわ、やまこです('ω')ノ
猛暑が続くこの夏、iPhone修理の中でも圧倒的に増えているのが…バッテリー交換のご依頼!
今回は「iPhone SE 第2世代」のバッテリー交換を行いました。
お客様からは「バッテリーの減りが異常に早い」「朝100%だったのに昼には20%」とご相談が。
実はこれ、ただの経年劣化ではなく“スマホ熱中症”の典型的な症状なんです。
スマホ熱中症とは?
スマホ熱中症とは、夏の高温・猛暑環境によってスマホが発熱・劣化してしまう状態のこと。
症状はさまざまですが、中でも深刻なのがバッテリーの異常な減り・膨張・起動不良です。
特にiPhone SE2のような比較的コンパクトなモデルでは、内部の熱がこもりやすく、スマホ熱中症になりやすいんです。
夏の暑さがバッテリー交換に直結する理由
リチウムイオンバッテリーは高温に極端に弱い性質があります。
実は…
- 35℃を超えると化学反応が不安定に
- 発熱が続くと急速に劣化が進行
- 最悪の場合、バッテリーが膨張
バッテリーが劣化・膨張すると、以下のような影響が出ます:
- 充電してもすぐに減る
- 本体が熱くなる
- 電源が入らない/すぐ落ちる
- 画面が浮いてくる(膨張の兆候)
今回のiPhone SE2も…
お客様は「最近本体が熱くなるのが気になっていた」とのこと。
特に外回りが多いお仕事で、日中ずっとポケットに入れていたそうです。
つまり、iPhoneは高温・密閉環境にさらされていた状態。
開けてみたところ、やはりバッテリーは劣化+発熱痕あり。
本体を冷やす機能(熱を逃がす設計)も追いついていない様子でした。
スマホ熱中症が引き起こすバッテリー不調
暑さにより発生する「スマホ熱中症」が原因で、iPhone修理の現場ではこの時期…
- バッテリー膨張
- 急激なバッテリー減り
- 突然の電源オフ
- 起動不可
…といった症例が続出しています。
このまま使用し続けると、基板故障やデータ消失のリスクも。
夏のバッテリー交換を防ぐために
ここからは、バッテリー交換に至る前にできる夏のスマホ熱中症対策をご紹介!
① 直射日光を避ける
→特に車内は危険!車内温度は60℃以上になることも
② 充電しながらの使用は控える
→充電中は発熱するため、さらに高温化しやすい
③ ケースは熱がこもりにくい素材に
→通気性の悪いケースは熱を逃がしにくい
④ 熱いと感じたら電源OFF→冷却
→急冷はNG!扇風機の風などでゆっくり放熱を
異常を感じたら早めのチェックを!
次のような症状は、バッテリー交換が必要なサインかも:
- 充電の減りが早い
- バッテリー残量の表示が不安定
- 本体が熱いまま冷めない
- 充電器を挿しても反応が遅い
スマホ修理工房では、バッテリー診断から交換対応まで即日対応可能です。
まとめ:夏=スマホ熱中症。iPhone SE2も例外じゃない!
今回のiPhone SE第2世代も、猛暑・高温の環境が影響してバッテリー交換が必要になりました。
スマホ熱中症は、放っておくとバッテリー膨張や基板損傷につながることも。
まだ大丈夫、と思わずに、気になる症状があればiPhone修理専門の当店へぜひご相談くださいね!
それでは、やまこでした('ω')ノ