【Apple Watch修理】 ガラス割れ画面交換の分解方法はこれ!iPhone修理工房
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【Apple Watch修理】 ガラス割れ画面交換の分解方法はこれ!2022-05-22 [投稿店舗]:iPhone修理工房 川崎日航店
[タグ]:iPhone修理コラム,ガラス割れ修理・液晶交換,修理日記 Apple Watch 修理, Apple Watch 画面交換, apple watch修理, ガラス割れ修理, 画面交換
こんにちは!iPhone修理工房 川崎日航店でございます( ´ ▽ ` )
この春は毎日ほとんど曇りか雨ですね…。「今日は雨だから出かけるのは次の休みにしよう!」なんて思っていたらいつになっても出かけられないです。
それもそのはず、4月は例年と比べて半分以下の日照時間だったそうですよ、、どおりで光合成できた気がしなかった訳だ、、(衝撃)
毎日どんよりジメジメしていて心も体も病みそうですが、体調最優先で乗り切りたいですね!

さて、修理日記の更新が少し空いてしまいましたが、日々iPhoneやiPad、その他Apple製品の修理にAndroidスマホ修理など、行っておりますよー!
今回はApple Watchの修理を承りましたので、分解工程を一緒に見ていきましょう。
Apple Watchの修理頻度は少ないのでレア度は高めです。
iPhoneやiPadと違い、モノ自体の大きさも小さいですし、作業もより細かいものとなっております。
さて、Apple Watchの中身はどんな風になっているのでしょうか!?
まず今回お預かりしたのはこちらのApple Watchです!

Apple Watchの第2世代、42mmです。
画面を横断するようにピーッと割れてしまっていますね…
それに加えて画面の周辺が細かく割れているのがお分かりでしょうか??これがなかなか厄介なのです。
Apple Watchは画面から分解していきますが、今回の画面が細かく割れている周りの部分、その下にある本体の外周部分にはセンサーがついています。
これをフォースタッチセンサーと言いますが、こちらのセンサーは何の役割を果たしているかと言いますと、Apple Watchのタッチや押し込み、つまり画面と連携をする役割を果たしています。
このフォースタッチセンサーが断線してしまうとタッチや押し込みが効かなくなる訳なのですが、センサーの構造上かなり細くもろいため、画面が割れている状態で分解するとガラス片がフォースタッチセンサーの上に乗って簡単に断線してしまう事もあります。
万が一断線してしまった場合は、画面と一緒にフォースタッチセンサーの交換をすれば問題なく復旧しますので、ご安心ください!
話がいきなりセンサーに脱線しましたが、今回はキレイに画面を開けられました!

Apple Watchの場合、iPhoneやiPadと違い、画面のパーツにはケーブルなどついていません。
ケーブルは本体から伸びていて、画面に3箇所ケーブルの受け口がついています。
「ラッチ」と呼ばれる構造で、リボンケーブルをラッチに差込みフタをして接点を合わせる、そんな構造です。
Apple Watchのラッチはケーブルをかなり奥までしっかりと差し込まないと、接点が合わず抜けてしまったり認識されなかったりするので、ピンセットなどでしっかり押し込みフタをします。

中身の構造自体は非常にシンプルで、半分バッテリー、半分タプティックエンジン(バイブ)となっています。
一見、「え、基盤どこにあるの?」と思ってしまいますが、それらしきものは背面に貼り付いています。

上記写真はApple Watch4の分解写真ですが、バッテリーとタプティックエンジンを外してみるとなんとなく基板のようなものが見えていますよね。
最先端技術の賜物ですね…(遠い目)

早速画面が取り外せたので、入荷したパーツに初期不良がないかどうか、仮付けしてチェックしてみます!
iPhoneやiPadでもそうですが、パーツの初期不良というのは割と稀にあるのでしっかりチェックしてから組み上げ作業を続行しているんです。
今回は問題なくタッチも押し込みも効いています♩

写真は圧着しているところです。
iPad同様、外周を粘着でくっつけて圧着する必要があるのですが、iPadのように粘着テープを貼る幅がApple Watchにはありません。
iPadの圧着に使う一番細いテープは1mmですが、それでも太いためテープは使用できません。
本体側の外周、つまりフォースタッチセンサーの上に直接、精密機械用の特殊な接着剤を薄くつけて本体と合わせ、クリップでとめて圧着します。
接着剤はつけすぎると圧着した時に画面に侵食してしまうので要注意です!
はい!ということで今回はフォースタッチセンサーを断線させる事も、画面不良を出す事もなく、無事に修理完了いたしました!
モノが小さいだけにかなり細かい作業となり、緊張度も高かったですがキレイになって良かったです!

新しい機種に乗り換えるのも楽しいですが、時代はSDGsです。環境を配慮する時代、修理して大切に使うのも流れとしては来ていますよ!
また、そもそもガラスを割ってしまわないように、ガラスコーティングも承り中です!
何があっても絶対に割れない!という保証はできませんが、iPhoneの保護ガラスシートと同等の強度のガラスの被膜を作れますので合わせてオススメです!お気軽にご相談くださいませ。
それでは今回も最後までお付き合いいただきましてありがとうございました!
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