iPhone水没　生活防水・防塵の過信は事故の元

こんにちは！スマホ修理工房ジョイナステラス二俣川店です！

北国生まれの人からすれば雪を見ないと冬の実感がないのですが、今は12月の冬真っただ中です。風邪ひいたり体調崩したりしてしまうのは、雪を見ていないからでしょうか...

ご自宅の大掃除はお済でしょうか？お風呂掃除、シンクの掃除など水場の近くでお持ちのiPhoneを胸ポケットなどに入れてませんか？ほぼ無いような状況ではありますが、思いもよらない状況などで発生してしまうトラブルは結構多いです。

iPhone7から生活防水がありますが、機種が新しくなる毎に防水性能は上がっております。実際に水に落として無事な事をアピールする動画もあります。

しかし、実際には水没の復旧依頼が年中季節問わずに持ち込まれます。生活防水は完全防水ではありません。完全防水の端末でも水没依頼が過去にある訳で...性能を過信し過ぎないようお願いします。

お風呂で使用されている話も良く聞きます。実際に湯舟に落ちないように気を付けていても、熱により防水シールの緩みや、急激な温度変化による劣化や結露なども考えられます。

ちなみにフロントパネルとフレームの間には防水シールがあります。これの有無も重要になります。

バッテリー交換やパネル交換時にはiPhoneは必ずフロントパネルから開きます。その際にシールが伸びたり切れたりしてしまいます。貼り直しをしないと当然防水性は失われてしまいます。

当店ではシール部分の貼り直しを行っております。別途料金は発生しますが、元々ある性能が無くなったり、リスクや危険性を回避する為と考えれば行った方が良いと私自身は考えます。もちろん使用者によって用途や重要性は変わりますので選択していただいております。

また防水だけではなく防塵性能も重要です。普段内部を見る機会が無いのですが、防水シール無しの状態だと埃や塵が結構侵入しております。またシール手前までにパネルとフレームの間は手垢が入り込んでいたりと、目に見えない汚れは実は結構多いです。必ず汚れを落とす必要はありませんが、内部に異物がある事により本来通電しない箇所に電流が流れて壊れてしまう可能性は０ではありません。埃や塵で汚れたり傷ついたりで劣化を進行させて寿命を縮めてしまう可能性も考えられます。

メンテナンスとして内部クリーニングを理解できない方もいらっしゃいますので、ご理解いただければと思います。

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