iPhoneの割れた有機ELをTFT液晶に交換、メリットは安い【iPhone修理工房京王アートマン府中店】

当店ではiPhoneのフロントパネル修理する際に有機ELだけでなく、TFT液晶に交換することもできます。

その最大のメリットは修理費用が安いことです。

今回はTFT液晶と有機ELのメリットとデメリットを上げていき、TFT液晶への修理事例についてご紹介します。

有機ELとTFT液晶の特徴

TFT液晶

◎：有機ELと比べてTFT液晶の方が値段が安い。

⇒機種や店舗によって異なるが府中店だと20％ぐらい安い。

◎：焼き付きが起きない。

×：色合いが有機ELから変化がある。

⇒プロは分かる。一般の人でも見比べれば分かる。つまり誰でも分かる。

×：パネルに若干の厚みがある。

⇒プロが手に持つと分かる事があるにはある。正直一般の人は見比べてもほとんど分からない。

×：パネル自体が熱を持ちやすい。

×：消費電力が大きく、バッテリー持ちが悪い。

⇒モバイル機としてはあまりにも痛い。

×：視野角が狭い。

⇒スマホの性質上、正面から見ることがほとんどだから気にならないといえばならない。

有機EL

◎：色彩の表現が鮮やか。

⇒特に黒がTFTと大きく違う。

◎：消費電力が小さく、バッテリー持ちが良い。

◎：パネルが薄い

×：値段が高い

⇒唯一といっても過言ではない最大のデメリット

×：焼き付きが起きる。

⇒そもそもスマホを同じ画面で放置することが少ない。

結論

料金以外の面では有機ELがおススメです。

※機種やパーツの流通状況によって料金は前後します。下記公式HPや店舗までお問合せください。

※純正がTFT液晶を使用している機種(例：iPhone11,XR,SE,8以下など)を有機ELに交換する事はできません。

京王アートマン府中店

修理事例　iPhone XS　TFT液晶　ガラス割れ　買い替え前のバックアップ

踏みつけてしまい、画像の左ようにガラスが割れてしまったそうです。

表示不良やタッチ不良が発生しており、全く操作する事はできないような状態でした。

純正のiPhoneXSは有機ELですが、こちらの端末は修理の際にTFT液晶に交換しました。

修理前にヒヤリングを行い、お客様の修理目的を考えTFT液晶を提案しました。

今回の場合は故障前から買い替えを検討していたが、バックアップを取っていないのでデータ移行ができないような状況でした。

iPhoneXSは現役機ではありますが、発売してから４年が経ちました。買い替え検討される方も出てきます。

しかし、買い替える前にデータ移行をする必要があります。

バックアップを取っていない場合はデータ移行をするために、一度端末を起動できる状態に修理する必要があります。

直ぐに買い替えるのではあれば、性能で有機ELを選ばず、料金の安いTFT液晶をご提案し修理を受け付けました。

今回の修理時間は40分程度でした。
※受付状況によって若干前後する場合がございます。

修理後に表示、タッチ、通信、カメラなど様々な動作確認を行いましたが問題はありませんでした。

返却時のお客様の動作確認ではデータの無事を確認して頂き、

性能面ではやはり色合いに変化を感じてはいらっしゃいましたが不便なほどではないとのことでした。

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