「ahamo、povo、LINEMO」はなぜ安いのか？&新料金プラン比較！iPhone修理工房
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「ahamo、povo、LINEMO」はなぜ安いのか？&新料金プラン比較！2021-08-02 [投稿店舗]：iPhone修理工房 吉祥寺店
[タグ]：格安スマホ･格安SIM ahamo, iPhone, LINEMO, povo, 携帯電話料金, 新料金プラン
みなさまのスマホのキャリアは何を使われていますか？
おそらく大手三社と呼ばれているau、ドコモ、ソフトバンクが多いのではないでしょうか。
しかし最近は大手三社の新料金プランも非常に人気になっています。
少し前に発表されたドコモの新料金プラン「ahamo」は一ヵ月の基本料金が2970円と安すぎることで特に話題になりました。
他にもauの「povo」ソフトバンクの「LINEMO」などがあります。
これらの料金プランはなぜこんなに安いのでしょうか。
今回は料金プランの安さの理由や仕組みに迫ります！
格安料金プラン
安さの理由
☆オンライン専用料金プラン
オンラインでのみ申し込み可能なプランです。
店頭では申し込みができず、サポートもすべてオンラインの対応になります。
直接のサポートが受けられないのは少し不安ですが、
チャットで質問ができたり、よくある質問などが公式サイトにまとめてあります。
またこのおかげで大きく人件費がカット出来ているのではないかと考えられます。
☆ターゲットは一人暮らしの若者
現在20代のユーザーを取り込むことで、後々30・40代のメインターゲットになったときに定着しやすいという戦法です。
また20代の若者はデジタルネイティブ世代ともいわれているほど、デジタルなものに強い世代だといえます。
そのため店頭での直接のサポートが削減されたのだと考えられます。
☆受けられなくなるサービス
一般的なプランと違う点がいくつかあります。
・キャリアメールが提供されない
・ファミリー割引や家族割などが適用されなくなる
・上記のファミリー割引などのの対象人数にカウントされなくなる
・店頭でのサポートはなく、すべてオンラインでサポート
こう見るとなかなか異質なプランにも思えますが、安さを維持するためだったり、
店頭でのサポートのように必要性が薄いと判断された可能性が考えられます。
大手三社比較
☆ahamo（ドコモ）
・月2970円（税込み）
・20㎇
・通話5分間無料（国内）
・4G/5G利用可能
☆povo（au）
・月2728円（税込み）
・20㎇
・プラス550円で5分以内通話かけ放題や、プラス1650円で通話かけ放題などのトッピングが豊富
・安心のau回線
☆LINEMO（ソフトバンク）
・月2728円（税込み）
・20㎇
・LINEのトークや通話で使ったギガはカウントされない
・低速（速度制限）になっても最大1Mbps
国からの圧力⁉︎
格安料金プランブームの先駆けとなったahamoですが
このプランの設立には武田良太総務大臣や菅総理大臣が大きく関わっていました。
電気やガスの事業者の営業利益率は4〜5%なのに比べて
携帯電話事業者の場合20〜25%とかなり大きかった。
また今や生活必需品である携帯電話の利用料金は
家計支出のおよそ4%を占めている。
コロナ禍で生活が苦しい今、国民の負担を減らすべきだという見解でした。
☆日本の携帯電話料金は高いという実態
2020年6月に総務省が発表した内外価格差調査で
東京、ニューヨーク、ロンドン、パリ、デュッセルドルフ（ドイツ）、ソウルの6都市における携帯電話などのサービスの比較結果を明らかにしました。
最もユーザーシェアの高い事業者の料金プラン比較では
20GBの場合8175円で日本が一番高額でした。
最安はロンドンの2700円でした。日本と比べると約5000円も安いですね。
こういったデータを国民に開示することで
日本の携帯電話料金が高いという実態を知る機会を作りました。
☆菅総理大臣からのプレッシャー
菅氏が内閣総理大臣に就任後、携帯電話料金の引き下げを政権公約にしたほど
かなり意識が高かったことがわかります。
更に市場寡占であるとdocomo、KDDI（au）、SoftBankを名指しして
強いプレッシャーを与えました。
総理大臣からよくない意味で名指しされるなんて溜まったものではないですね。
☆なぜ新料金プランだったのか
初めてahamoを知った時、ahamoという名前の新しいサブブランドが
設立されたのかと勘違いされた方も少なくないのではないでしょうか。
なぜわざわざサブブランドではなく新料金プランにしたのでしょうか。
当初サブブランドで20GBのプラン提供を武田総務大臣は評価していました。
しかし後からメインブランドで料金引き下げを求める姿勢を見せました。
理由はサブブランドに変更する際事務手数料などがかかってしまうからでした。
その上サブブランドからメインブランドに変更する場合は
事務手数料がかからないキャンペーンを実施していました。
それに対し、メインブランドの高額プランの囲い込みになってしまっていると
武田総務大臣は批判しました。
高額プランを利用して欲しい気持ちも分かりますが
囲い込みをされてしまうと金額引き下げの意味が薄れてしまいますよね。
そのため後々メインブランド内での料金引き下げが求められたのでした。
最後に
今回は大手三社の新プランの内容と安さの理由についてお話しいたしました。
ちなみに筆者のおすすめはpovoです。
必要に応じてトッピングを自由に選べるのが良いと思いました。
みなさまはどの料金プランが魅力的だったでしょうか？
少しでも参考になれたのなら幸いです。
最後までご拝読頂き有難うございました！
iPhone修理工房 吉祥寺店
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