リチウムイオン電池について【松本パルコ店】

こんにちは！　スマホ修理工房松本パルコ店です！

今日はiphoneのバッテリー、リチウムイオン電池について紹介していきたいとおもいます。

リチウムイオン電池とは

リチウムイオン電池は、化学的な反応を利用して直流の電力を生み出す電気デバイスです。正極と負極の間でリチウムイオンが行き来し充電と放電が可能で、繰り返し使用することができるので、リチウムイオン二次電池とも呼ばれます。

リチウムイオン電池のメリット

1.高いエネルギー密度

　重量エネルギー密度、体積エネルギー密度、両方とも鉛バッテリーと比較すると約4～5倍保有してます。

　よって従来のバッテリーと比べてより軽く、より小さくできます。

２．高い電圧

　リチウムイオン電池は高い電圧を持っています。電圧が高い分大きい出力をだすことができます。

３．　メモリー効果がない

　浅い充電と放電を繰り返すことで電池自体の容量が減ってしまう現象（メモリー効果）がないため、

　いつでも継ぎ足し充電ができる。

４．自我放電がすくない

　使わずに放っておくと少しずつ自然に放電してしまう現象（自己放電）は月に 5% 程度で、長持ちします。

リチウムイオン電池のデメリット

１．過放電に弱い

　一定の電圧以下になった場合、損傷を受けることがあります。

　損傷を受けた場合には、電圧を維持できなくなります。

　過放電で損傷を受けた電池の充電は大変危険です。

２．過充電に弱い

　一定以上の電圧で充電を続けあ場合、過充電になり、損傷をうけることがあります。

　損傷を受けた電池は電解分解反応が起きて、大変危険な状態になります。

バッテリーの特性から考える長持ちの改善法　

　以上の特性から、それに合わせた利用方法で、バッテリーの寿命を延ばすことができるかとおもます。

１．バッテリー0％まで放置しない、10％くらいで充電することをお勧めします。

２．充電しっばなしはしない、あと充電しながらの利用はできれば避けましょう。

３．できれば純正のケーブルを使いましょう。安価なケーブルの中には充電の際

　　に適正な電圧を保持できないものがあります、そういったものはiphoneに悪

　　影響を与えることがあります。

４.適正温度（※iphoneによると16～22度）を超えた状態で充電しない。

リチウムイオン電池についての紹介は以上になります。トータルで考えるとメリットの方が圧倒的に大きいですね。

しかしいくらい高性能でも、気を遣って使っても、バッテリーは消耗品なので、経年劣化による持ち時間の短縮は

避けられません。

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