スマホを水没させてしまった！そんな時の対処方法(◎_◎;)

スマートフォン（以下スマホと省略）の修理を行っていて様々な修理のご相談を頂いております。

大多数の修理内容は画面割れによる画面交換修理かバッテリーの劣化や膨張によるバッテリー交換依頼となります。

上記2種の他に意外とご相談頂くのが水没修理となります。

トイレやお風呂に落としてしまい完全に水没してものから、生活用水や雨などで水が少しかかってしまったなど

色々あるとは思いますがスマホというのは精密機械になります！

スマホとは考えず例えばパソコンやゲーム機などと置き換えて考えて頂くと想像し易いと思いますが

濡れたらどうなるかアンケートを取ったら大多数の方が壊れるとご回答されるかと思います。

そうです、スマホも壊れてしまうんです…

最近のは防水加工されているものが多いのでパソコンやゲーム機ほど壊れずに済んだというだけです。

ただスマホの防水の能力は完全防水ではなく耐水程度という認識を持って頂きたいのです。

言い換えれば水しぶきや多少の雨からは守ってくれる程度と考えて下さればと思います。

では実際濡らしてしまったら場合どう対処すれば良いかと言いますと大まかに3つに分かれるかと思います。

①新しい端末を購入して乗り換える

②キャリアなどの正規のお店で水没修理を依頼する（単純に本体交換となるのでデータは無くなる）

③非正規のお店で水没修理を依頼する

①と②は普段からこまめにバックアップしている方々向けの対処となります。

データが無くなりますがバックアップさえとってあれば新しい端末に復元するだけで以前使ってたようにまた使えるようになります。

③はバックアップを普段から全くとってない方々向けの対処となります。

上記でも述べましたがスマホは精密機械となります。

一度濡れてしまった機械物というのは次の瞬間どうなるか誰にも分からない状態になってしまっています。

なので以前使ってた通りに修理するというわけでなく、あくまでバックアップをとる為の猶予をもたせる為の修理となります。

勿論水没の程度が様々なので今後絶対使え続けれないということもありません。

お渡ししてお家に帰る途中で電源が入らなくなってしまうものもあれば、その後1年とか普通に使えてしまうケースもあります。

共通して言えるのはあとどれぐらい保つのは誰にもわからないということです。

当店でも水没修理は行っていますが必ず復旧するというわけではなく、なんとか電源が入り操作できるようになるところまでは復活させることを

目的とした修理になりますのでご依頼の際にはこのことをご了承頂ければと思います。

最後に修理をご依頼される前にご自身である程度状態を緩和させる方法を紹介させて頂きます。

まず必ずやって頂きたいのは電源を落とすことです。

そもそも電源が落ちてるものは電源を入れようとせず、充電ケーブルは絶対差さないで下さい。

濡れてしまってるものに電気を流してしまうと中でショートしてしまい壊れてしまいます。

続いてやって欲しいのは密封性のある袋（Ziplocなど）に乾燥剤（のりやおせんべいに入っているもの）を

一緒に入れて保管して下さい。

表面は乾いていても内部は濡れていることが多いので少しでも水分を吸収してあげるとこれだけで復旧してしまうこともあります。

また海水などに水没してしまった場合は電源が入ってないことを確認の上で水洗いをしてから乾燥させて下さい。

中の海水が完全に流されるわけではありませんが海水をそのままで乾燥させると内部が大変なことになって

復旧する可能性がほとんど無くなります。

そして経過日数でも復旧率は変わってくるのですが水没してから日数が経てば経つほど復旧する可能性は下がっていってしまいます。

一番いいのは水没してしまった日か次の日には修理をご依頼して頂くことですのでもし水没してしまったら早急にご相談下さい。

2～3時間ほどお時間を頂ければ修理をさせて頂いております。