顔認証(Face ID)が急に使えなくなったら
「あれ?顔が反応しない…」
いつもはiPhoneをのぞき込むだけでロック解除できるのに、今日はパスコードを求められる。
なんとなく不便だけど、まあ入力すれば済むし…
でも、毎回パスコードってちょっと面倒。
しかもこれ、場合によってはFace IDがもう復活しない状態かもしれません。
今回は、Face IDが急に使えなくなる原因とその対処法について、
よくあるパターンや水没トラブルにも触れながら、やまこ風にやさしく解説します◎
🔍 原因①:Face IDユニットの物理的な故障
もっとも多いのがこのパターン。
落とした・ぶつけた・画面が割れたなど、衝撃によってFace IDに関係するセンサーが損傷していることがあります。
そして意外と見落とされがちなのが…水没や湿気の侵入です。
お風呂場で使っていたり、雨の日に濡れてしまったり、
汗をかいたポケットに入れていた場合なども要注意。
iPhoneは防水とはいえ、完全ではありません。
特にFace IDのセンサー部分は繊細で、ごく少量の水分でも機能が停止することがあります。
顔認証にはこんなパーツが関わっています:
- 赤外線カメラ
- ドットプロジェクタ
- フロントカメラ
これらのどれかが壊れると、セキュリティ上の理由からFace ID全体が使えなくなる仕組みです。
さらにこのFace IDユニット、端末ごとにペアリングされた専用パーツなので、
別のiPhoneからパーツを移植しても機能しません。
つまり壊れてしまった場合、
- Apple正規サービスでの本体交換(保証外なら高額)
- 一部非正規店でのFace ID対応の基板修理
といった対応が必要になります。
やまこ的ポイント:
水に落とした覚えがなくても、
「濡れた手で操作した」「カバンの中で汗や湿気がこもった」だけでも影響することがあるので要注意です!
🔍 原因②:iOSや設定の問題
物理的な故障じゃない場合は、ソフトウェア側の不具合かもしれません。
こんなときは、以下を順番に試してみてください◎
- iPhoneの再起動
- iOSを最新版にアップデート
- Face IDの登録を一度リセットして再設定
Face IDの再設定方法:
- 設定アプリを開く
- 「Face IDとパスコード」を選択
- 「Face IDをリセット」→「Face IDを設定」
再設定の際は、明るい場所で顔全体がしっかり映るように登録するのがコツです。
それでも直らない場合は、やはり内部のセンサーや基板のトラブルが疑われます。
🔍 原因③:一時的にFace IDが無効化されている
以下のような操作をした場合、一時的にFace IDが使えなくなることがあります。
- 5回以上連続で顔認証に失敗した
- 電源を再起動した直後
- 48時間以上Face IDを使っていない
- リモートで「iPhoneを探す」を使ったあと
このときは、一度パスコードを入力すればFace IDが復活するはずです。
それでも使えない場合は、システムではなくセンサー本体の故障が考えられます。
🛠 修理できるの?どれくらいかかる?
Face IDが使えなくなった場合、原因によって対応が変わります。
- 画面交換で直るケース → 約8,800円〜(30〜60分)
- 内部接続やケーブルの調整 → 3,300円〜
- 基板修理(Face ID対応) → 要お見積り(3〜7日)
ただし、Face IDそのものを完全復旧できるのは正規店での本体交換が基本です。
とはいえ、症状によっては非正規店でも復旧できるケースがありますので、まずは点検だけでもお気軽に!
📱やまこの修理現場より
やまこのお店にも、「Face IDが使えなくなった」というご相談は多いです。
落としたこともないし、画面も割れてない…
そんな方でも、よくよく話を聞いてみると、
- ポケットの中で汗びっしょりになってた
- お風呂上がりに操作してた
- 雨の中でナビ代わりに使ってた
といった“プチ水没”が原因だったケースも少なくありません。
iPhoneの内部は水に弱いパーツでぎっしり。
特にFace IDまわりは湿気にも敏感なので、心当たりがある方は放置せず、早めの点検が安心です◎
💬やまこのひとこと
やまこも以前、自分のiPhoneでFace IDが急に使えなくなって、
「老けたかな…」とか冗談言ってましたが、原因は湿気でした(笑)
朝は使えてたのに、夕方には認識しなくなってて、
カバンの中が蒸れてたのがトドメだったみたいです。
顔認証が急に効かなくなったら、まずは焦らず、
落下・水没・iOS不具合を思い返してみてくださいね。
それでも分からなかったら、ぜひ一度、やまこに見せてください◎
最後まで読んでくださってありがとうございました!
やまこでしたー!