いつも着けているスマホケースを久々に外してみたら、なんだか本体の横から光が漏れている。 あるいは、画面や背面のパネルがパカッと浮き上がって、横から見たら「はまぐり」みたいになっている……。
タフで長持ちすることに定評のある「AQUOS」シリーズを使っている方から、最近すごく増えているご相談です。
そして、お客様に状況を聞くと、かなりの確率でこう仰います。
「なんか隙間ができてたから、指でグッと力任せに押し込んじゃいました」
……気持ちは痛いほど分かります!「接着が剥がれたのかな?」と思って、元通りにハめ直したくなりますよね。
でも、修理のプロとしてこれだけは言わせてください。 それ、めちゃくちゃ危険です!絶対に上から押さ圧力をかけないでください!
今回は、AQUOSでよく起こる「バッテリー膨張」の裏側と、なぜ押し込むのが危険なのかについてお話しします。
なぜAQUOSの体が「膨らんで」しまうのか?
スマホに入っているリチウムイオンバッテリーは、劣化が進むと内部でガスが発生する性質があります。要するに、スマホの中で小さな風船がどんどん膨らんでいる状態です。
特にAQUOSは非常に画面やフレームの作りがしっかりしているため、内部で風船が膨らむと、逃げ場を失ったガスが内側から強力な力でパネルを押し押し上げてしまいます。
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画面側から開くタイプ:液晶画面が押し上げられ、画面の端が浮いたり、液晶ににじみ(白いモヤ)が出たりする
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背面側から開くタイプ:裏蓋が押し上げられ、ケースがハマらなくなったり、カメラの周りに隙間ができる
「ケースを着けっぱなしで使っていたから、外すまで全然気づかなかった!」というケースが本当に多いんです。
「まだ普通に動くから」と放置&押し込みがヤバい理由
一番怖いのは、バッテリーがパンパンに膨らんでいても、AQUOS自体は普通にタッチできて使えてしまうことです。
「動いているし、ちょっと隙間があるだけだから」とそのまま使ったり、テープで留めたり、手でグッと押し込もうとするのは本当に危険です。
1. 尖ったパーツに刺さって「発火」するリスク
膨らんだバッテリーを上から強い力で押し込むと、スマホ内部の小さなネジや金属パーツの角がバッテリーにグサッと刺さる恐れがあります。内部でショートした瞬間、猛烈な勢いで白い煙と炎が噴き出します。部屋の中でこれが起きると、本当に大パニックになります。
2. 画面や基盤を「道連れ」にして破壊する
内側からの猛烈な圧力によって、本来曲がってはいけない液晶画面や電子基盤が常に湾曲した状態になっています。そのまま放置すると、ある日突然画面の表示が壊れたり、タッチが効かなくなったりして、余計なパーツ交換が必要になってしまうのです。
バッテリーを新しくすれば、元のスリムな姿に戻ります!
「パネルが変形しちゃったから、もうスマホごと買い替えるしかないのかな…」と絶望される方も多いのですが、どうぞ安心してください。
原因になっている「膨らんだバッテリー」を安全に取り出して、新しいバッテリーに交換してあげれば、浮き上がっていた画面や裏蓋は、嘘みたいにピタッと元のスリムな状態に戻ります。
中の写真やLINEのデータ、アプリの設定なども一切そのまま。わざわざ何十万も出して新機種に買い替えたり、面倒なデータ移行をする必要もありません。
一度、ケースを外して横から観察してみてください
もし、この記事を読みながら「そういえば、最近ケースがちょっと浮いている気がする…」「机の上に置いたとき、ガタガタ揺れるな…」と思った方は、今すぐケースを外してAQUOSを横から覗き込んでみてください。
もしわずかでも隙間ができていたら、それは相棒からの限界のSOSサインです。
無理に押し込んだり我慢して使い続けたりせず、膨らみが小さいうちに気軽にお店へお持ち込みくださいね。安全にガスを抜き(バッテリーを交換し)、元の綺麗なAQUOSに戻すお手伝いをさせていただきます!