「iPadOS 27は入る」と「Siri AIが使える」は別の話──自分のiPadはどの段階まで対応している?
2026年秋に提供予定のiPadOS 27では、Appleが全面刷新した「Siri AI」が目玉機能として登場します。しかし「iPadOS 27がインストールできる」「Apple Intelligenceが使える」「Siri AIが使える」はそれぞれ異なる条件が必要です。自分のiPadがどこまで対応しているかを整理しておきましょう。
こんにちは、スマホ修理工房 釧路店です。
2026年6月のWWDC 2026で、AppleはGoogleのGeminiをベースに構築したApple Foundation Modelsと統合された新しいAIアシスタント「Siri AI」を発表しました。「自分のiPadでも使えるのかな?」と思っている方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、使える機能の範囲はiPadのチップ世代によって3段階に分かれます。それぞれどのモデルが何に対応しているかをわかりやすく整理します。
3つの段階で整理する「自分のiPadはどこまで使える?」
対応状況は大きく3つの段階に分かれています。
| 段階 | できること | 必要なチップ | 該当するiPadモデル |
|---|---|---|---|
| ① | iPadOS 27を インストールできる |
A13 Bionic以降 (A12 Bionicは対象外) |
iPad 第9世代以降 / iPad Air 第4世代以降 / iPad Pro 11インチ 第2世代以降 / iPad Pro 12.9インチ 第4世代以降 / iPad mini 第6世代以降 |
| ② | Apple Intelligence (基本機能)が使える |
M1以降 またはA17 Pro |
iPad mini(A17 Pro)/ iPad Air M1・M2・M3・M4 / iPad Pro M1・M2・M3・M4・M5 |
| ③ | Siri AIの 最上位機能が使える (音声カスタマイズなど) |
M4以降 +メモリ12GB以上 |
iPad Pro M4・M5 / iPad Air M4 |
注意が必要なポイント
- iPad Air M1モデルは要注意:M1搭載のため②Apple Intelligence基本機能は使えますが、M4未満のためSiri AI最上位機能(③)は対象外です
- iPad 第9〜10世代はOSのみ:iPadOS 27はインストールできますが、Apple IntelligenceもSiri AIも利用不可です
- Siri AIは2026年後半にベータ提供開始・当初は英語のみ:日本語での利用は後日対応予定です
- EUでは当初利用不可:DMAの規制対応のため、EU圏ではiPadOSでのSiri AIは当初提供されません
モデル別に「自分のiPadはどの段階か」を確認する
よくお問い合わせいただく主なモデルについてまとめました。
| モデル | チップ | ①OS対応 | ②Apple Intelligence | ③Siri AI最上位 |
|---|---|---|---|---|
| iPad 第8世代 | A12 Bionic | ✕ | ✕ | ✕ |
| iPad 第9世代 | A13 Bionic | ◎ | ✕ | ✕ |
| iPad 第10世代(A16) | A16 | ◎ | ✕ | ✕ |
| iPad mini 第5世代 | A12 Bionic | ✕ | ✕ | ✕ |
| iPad mini 第6世代 | A15 Bionic | ◎ | ✕ | ✕ |
| iPad mini(A17 Pro) | A17 Pro | ◎ | ◎ | ✕ |
| iPad Air 第3世代 | A12 Bionic | ✕ | ✕ | ✕ |
| iPad Air 第4世代 | A14 Bionic | ◎ | ✕ | ✕ |
| iPad Air M1 | M1 | ◎ | ◎ | ✕ |
| iPad Air M2・M3 | M2 / M3 | ◎ | ◎ | ✕ |
| iPad Air M4 | M4 | ◎ | ◎ | ◎ |
| iPad Pro M1・M2・M3 | M1〜M3 | ◎ | ◎ | ✕ |
| iPad Pro M4・M5 | M4 / M5 | ◎ | ◎ | ◎ |
Siri AIとは何ができるのか
Siri AIは従来の音声アシスタントと比べ、自然な会話、より豊富な回答、個人の利用状況に応じた検索支援を重視したアシスタントです。音声または文字入力で質問でき、仕事や創作のアイデア出し・過去の写真検索・受信箱のメール発見・iPad内のメモの呼び出しなどに対応します。
またSiriには、ほぼすべての文章を書く場面で使えるパワフルな作文ツールが組み込まれており、必要なことを説明するだけでSiriが下書きを作成し、変更したい場合は口頭で指示するだけですばやく更新してくれます。
Siri AIは2026年後半にベータ版として提供開始予定で、当初は英語のみ対応です。日本語での利用は後日対応予定ですが、時期は現時点では未発表です。
「OSが入る」と「AIが使える」は別──この違いが大切な理由
今回の整理で最も重要なのは、iPadOS 27がインストールできることと、Apple Intelligence・Siri AIが使えることはまったく別の条件だという点です。
たとえばiPad 第9世代や第10世代(A16)は、iPadOS 27にアップデートはできます。しかしApple IntelligenceもSiri AIも使えません。「アップデートしたのに新機能が来ない」と感じる方が出てきやすいのはこのためです。
また、iPad Air M1〜M3・iPad Pro M1〜M3モデルはApple Intelligenceの基本機能は使えますが、Siri AIの音声カスタマイズ機能はM4以降のプロセッサかつ合計メモリ12GB以上のモデルのみ対応のため、すべてのSiri AI機能を体験できるわけではありません。
今後iPadを選び直す際のチェックポイント
- Apple Intelligence・Siri AIを使いたい→ M1以降またはA17 Pro搭載モデルが最低条件
- Siri AIの全機能を体験したい→ M4以降かつメモリ12GB以上(iPad Air M4・iPad Pro M4/M5)
- 動画・読書・日常使いがメインでAIは不要→ iPad 第9・10世代でも十分。iPadOS 27も利用可能
- 「今のiPadがどの段階か」がわからない場合はお気軽にご相談ください
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