画面が真っ暗!音だけ出てるときにやること
突然のトラブルって、だいたい「今それ来る!?」ってタイミングで起きますよね。
お客様からもよくあるご相談のひとつが、
「iPhoneの画面が真っ黒なのに、音は出てる…」
通知音やアラームは鳴るのに、画面は真っ暗。
電話をかけると反応してる。
でもタッチもできないし、画面も光らない…
そんなとき、あわてて「買い替え…?」と頭をよぎる方もいると思いますが、ちょっと待ってください!
この記事では、iPhoneの「音は鳴るけど画面が真っ暗」な症状について、
- よくある原因
- ご自身で試せる対処法
- お店での修理対応
などを、やまこ風に分かりやすくまとめていきます◎
まず落ち着いて状況確認
焦って操作を連打する前に、以下のチェックポイントを見てみましょう。
- 通知音やバイブが鳴っているか?
→ 音が鳴る=内部の動作は生きている可能性が高いです。 - Siriが反応するか?
→ ホームボタンありの機種なら長押し、ホームボタンなしなら電源ボタン長押しで。 - 着信に反応するか?
→ 別の電話からかけてみて、反応するようなら「表示だけ」が死んでる可能性大。
逆に、音も鳴らない・バイブもしない・完全無反応な場合は、
バッテリーの完全放電や基板故障の可能性もあります。
よくある原因ベスト3
この症状でよくあるパターンをまとめてみました。
- ① 液晶の故障(バックライト不良含む)
落下や圧力で液晶の回路が壊れると、画面が映らなくなります。
タッチが効いていることもあり、音も鳴るので「真っ暗だけど動いてる」という謎の状態に。 - ② ソフトウェアのバグ
iOSの一時的な不具合で、表示だけが固まっているパターンもあります。
強制再起動で治ることも多いです。 - ③ 画面と基板をつなぐケーブルが外れてる
特に落としたあとや、修理歴がある端末に多いです。
内部でコネクタがゆるんだり、接点が腐食していると表示できません。
自分でできる!3つの応急処置
まず試してほしいのがこちら:
① 強制再起動
iPhone 8以降の機種の場合:
「音量を上げる」→「音量を下げる」→「電源ボタンを長押し(Appleロゴが出るまで)」
これで表示が復活することもあります。
② 懐中電灯を画面に当ててみる
バックライトが故障しているだけの時は、
画面に強いライトを当てると、うっすら映像が見えることがあります。
映像が見える=液晶は生きてる可能性があるので、修理の方向性が見えてきます。
③ Lightningケーブルをつなぐ
画面が真っ暗なままでも、充電音が鳴るかを確認。
この反応も、iPhoneが内部的には生きてるかどうかの重要なヒントです。
やってはいけないNG行動
・画面を強く押す
・無理やり分解する
・水に浸ける(←なぜかやる人、いるんです…)
自己判断でバラしたり、安価な自己修理キットを使うと、かえって症状が悪化することも。
特にFace ID機構のある機種は、部品損傷で機能が使えなくなることもあるので要注意です。
お店での対応内容
当店では、こういった「画面真っ暗系トラブル」の修理依頼を日常的に受けています。
よくあるパターンは、
- 画面交換で即日復旧
- 内部のコネクタ確認・再接続でOK
- それでも映らない場合は、基板修理 or データ復旧コースへ
基本的には、まず点検→見積→ご相談の流れで進めていますので、
「いきなり高額請求される」みたいなことはありません◎
修理費用の目安
※機種や状態によって異なりますが、
画面交換だけで済む場合:
- iPhone 8 〜 iPhone 11:8,000円〜13,000円前後
- iPhone 12 〜 iPhone 14:13,000円〜20,000円前後
もし、画面交換では直らないとなると、
基板修理コース(データ復旧含む)へ移行するケースもあります。
まとめ:画面が真っ暗でも、あきらめないで!
音が鳴っているということは、iPhone自体は生きているサイン。
画面の交換だけで、スパッと元通りになることも多いので、
「どうせダメだろうな…」とあきらめずに、ぜひご相談ください◎
そのiPhone、まだまだ使えるかもしれませんよ。
やまこのひとこと
画面が映らないだけで「もう終わりかも…」って思っちゃう気持ち、すごくわかります。
でも、ほんの小さな修理で見事に復活して、
「また使える!」って喜んでもらえる瞬間、私たちもすごく嬉しいんです。
どんな些細な症状でも、お気軽にお声かけくださいね。
最後まで読んでくださってありがとうございました!
やまこでしたー◎