こんにちは、やまこです🧑‍🔧

今回はよく見かける「IPX8」っていう防水規格について、
わかりやすく解説していきます！

スマホやイヤホン、防水ケースのパッケージなどで
「防水：IPX8」と書いてあることってありますよね？

でも実際のところ、
「どのくらい水に強いの？」「お風呂でも使えるの？」などなど、
よく質問されます。

そんな疑問に、やまこがしっかりお答えしていきます💡

🧪そもそも「IP」ってなに？

「IP」は「International Protection」の略。
ホコリや水に対する製品の耐性を表す国際的な規格です。

IPの後ろには2桁の数字が並びます。
前の数字は「ホコリへの強さ」、後ろの数字は「水への強さ」を示します。

たとえば「IP68」なら、
ホコリにも水にも強いという意味になります。

今回の「IPX8」は、前の数字が「X」となっており、
ホコリに関しては試験が行われていない、または非公開であることを意味します。

つまり、水への耐性だけが評価された製品ということですね！

💧IPX8はどのくらい水に強い？

ズバリ！
水深1メートル以上に沈めても壊れにくいという性能を持っています。

「一時的な水濡れ」ではなく、
継続して水に浸かっても内部に水が入りにくいという評価がされています。

とはいえ、どのくらいの水深で何分耐えられるかは
メーカーごとに試験内容が違うため、
「IPX8＝完全防水」とは言いきれません⚠

🏖お風呂や海で使ってもいいの？

この質問、とっても多いんです。

ですが、正直に言います。
お風呂や海では使わないほうがいいです！！

お風呂は高温・湿気・シャンプーや石けんの成分が端末にダメージを与えます。

海はもっと危険です。
塩分が混ざった海水は、精密機器にとっては大敵です。
端子が腐食したり、乾いても塩が残ってしまい故障の原因になります。

つまり、IPX8はあくまで「真水での水没」に強いだけ。
万能ではないということを覚えておいてください。

🫙ジップロックは信じるな！

「ジップロックにスマホ入れれば防水になるでしょ？」
そんな声、聞いたことありませんか？

たしかに一時的な応急処置としては使えます。
でも、ジップロックは本来食品保存用。

チャック部分の密閉性はそれほど高くないので、
水中に沈めると簡単に水が入り込むこともあります。

ちょっとした水しぶき程度なら防げるかもしれませんが、
雨や水没には全く向いていません。

大切なスマホを守るなら、
ちゃんとした防水ケースを使うのが安心です！

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