こんにちわ、やまこです('ω')ノ
「もう本体はボロボロでもいいから…中のデータだけ何とか取り出せませんか?」
これは、スマホ修理工房でもとっても多いご相談のひとつ。
特に多いのが、水没後のiPhoneです。お風呂に落とした、洗濯してしまった、雨で濡れた…などなど。
そして電源が入らなくなってしまった、もしくは画面が真っ暗なまま。
今回はそんな「水没して壊れたiPhoneからでも、データは取り出せるのか?」にスポットを当てていきます!
🔍まず知っておいてほしい「データはどこにあるのか?」
よく「SDカードを抜いてデータだけ取り出せますか?」と聞かれるのですが…
実はiPhoneにはSDカードは入っていません。
すべてのデータは「基板(マザーボード)」というiPhone本体の中の心臓部に保存されています。
つまり、水没などで電源が入らなくなっても、この基板が無事ならデータを救出できる可能性があります。
💧水没後にしてはいけないNG行動
まず、以下の行動は避けてください:
- ⚠️ 無理に電源を入れようとする
- ⚠️ 充電ケーブルを差す
- ⚠️ ドライヤーで乾かす
濡れた状態で電気を通してしまうと、基板に「ショート」が起きて、データそのものが失われることも…!
水没直後はなるべく早く電源を切り、できるだけ早く修理店へお持ち込みください。
🔧iPhone修理で「データ取り出し」って実際何をするの?
まずは基板が生きているかどうかを確認する「基板診断」から始まります。
この診断で、通電の状況やショートの有無、損傷箇所などを特定していきます。
もし基板に損傷があっても、部品を交換・洗浄・補修することで、一時的にでも通電ができればデータは取り出せます。
この場合、iPhone修理では「データ復旧作業」として扱われることが多く、通常の画面交換やバッテリー交換とは別メニューになることがあります。
🧠Appleストアと修理店の違い
Apple正規店では、水没して起動しないiPhoneは「本体交換」の提案になることがほとんどです。
この場合、中のデータは戻ってきません。
一方、スマホ修理工房のような非正規店では、「中のデータを取り出したい」というニーズに応えられるよう、基板修理やデータ復旧にも対応しています。
実際に当店でも、iPhone修理の一環として、水没後のiPhoneから写真やLINE、連絡先などを取り出せた例が多数あります!
🔍データだけ復旧できたあとは?
データが無事に取り出せたら、以下の方法でお渡しします:
- 📁 USBメモリにコピーしてお渡し
- 📱 新しいiPhoneにそのままデータ移行
お客様のご希望に合わせて、柔軟に対応可能です。
📌ご注意:完全な保証はできません
大変申し訳ないのですが、水没の状態や経過時間、内部の腐食具合によっては、
どうしてもデータを取り出せないケースもあります。
特に「水に落ちてから何日も放置していた」「お風呂に落とした」「海水だった」などのパターンは、復旧率が下がります。
💡やまこのアドバイス
水没後、iPhone修理を検討される際は、まず以下のように考えてみてください:
- 📸 写真や動画などのデータを取り出したいだけなのか
- 📱 今後もそのiPhoneを使い続けたいのか
「とにかく中身だけでも…!」という場合は、iPhone修理の中でもスマホ修理工房のような「基板修理対応店舗」を探してみてください。
📍まとめ:水没でも希望はある!
・iPhoneはデータが本体内部の基板に保存されている
・水没しても基板が無事ならデータは救出可能
・iPhone修理の中でも「データ復旧」や「基板修理」に対応した店舗を選ぶことがカギ
水没してしまったときこそ、落ち着いて行動してくださいね。
データをあきらめる前に、ぜひスマホ修理工房までご相談を!
最後まで読んでくれてありがとうございます。
以上、やまこでしたー ('ω')ノ